鼻尖形成と鼻中隔延長は同時にできる?同時手術を行う時の注意点を解説します。

鼻尖形成をしようか迷っている女性

鼻の美容整形には、さまざまな種類があります。
鼻の美容整形というと、プロテーゼなどの人工物を挿入することで、鼻に高さを出すような手術をイメージされる方も多いです。
しかし、実際には、もっともっと多数の術式があり、お客様の理想にあった方法を選択していくことが可能です。
例えば、人工物を入れずに鼻の形を理想のデザインに形成できる「鼻尖形成」と「鼻中隔延長」という方法があります。
これらの術式は、どちらも鼻先にアプローチするものなのですが、効果や特徴はそれぞれ異なります。

そこで今回は、鼻尖形成と鼻中隔延長の特徴や注意点、メリットなど、それぞれの手術の違いについて詳しく解説しながら、「鼻尖形成と鼻中隔延長は同時にうけることができるのか」という疑問にお答えしていきます。
あわせて、同時手術を受ける際のクリニックの選び方まで解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

那覇院の鼻尖形成の詳細

那覇院の鼻中隔延長の詳細


Note

鼻尖形成と鼻中隔延長を同時に行う注意点とは

鼻尖形成と鼻中隔延長を同時に行う注意点を説明する看護師

鼻尖形成と鼻中隔延長は同時に行う(同時手術をする)ことが可能です。
しかし、手術を同時に行う際には、いくつかの注意点があります。
同時手術を受けることを検討している方は、注意点を理解しておくことが大切です。

術後の症状が強くでる場合がある

鼻尖形成と鼻中隔延長を同時に行うことで、手術範囲が広がり、手術時間も長くなります。
身体への負担が大きくなるため、術後の腫れや内出血が、単独で行った場合に比べて強くなる可能性があります。
また、どのような美容整形術でも、少なからず感染症などのリスクがあります。
同時に手術を行うことで、リスクが増加する可能性も否定できません。
清潔な環境で手術を行うことはもちろん、術後のフォーローも信頼できるクリニックに依頼することが重要です。

費用面も考慮する必要がある

鼻尖形成と鼻中隔延長の同時手術は、単独手術よりも費用が高くなります。
手術時間が長くなり、技術的にも高度なものになるため、全体的なコストが増加します。
費用だけでクリニックを選ぶことはおすすめできませんが、費用的に無理のない範囲で手術を行えるクリニックを選ぶこともポイントです。

クローズ法では同時手術が難しい

一般的に、鼻尖形成と鼻中隔延長の同時手術は、オープン法で行われます。
オープン法とは、鼻の先を切る方法で、手術の視野が広く、鼻中隔までアプローチできるため、同時手術に適している術式です。
一方、クローズ法は、鼻の穴の中からアプローチするため、手術範囲は狭く鼻中隔へのアプローチが制限されます。
そのため、クローズ法での同時手術は難しくなります。
しかし、「鼻尖軟骨移植」など、クローズ法で同時手術が可能な術式もあります。
術式の選択肢などを考慮して、より技術力の高いクリニックに相談するのが重要です。

merit

鼻尖形成と鼻中隔延長を同時に行うメリット

鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼの症例写真-3
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望

前述した注意点も踏まえながら、鼻尖形成と鼻中隔延長を同時に行うメリットをみていきます。
同時手術をすることで以下のようなメリットが期待できます。

よりバランスのとれた美しい鼻の形を実現できる

鼻中隔延長と鼻尖形成と軟骨移植の症例
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望

鼻尖形成と鼻中隔延長は、それぞれ鼻先の形を改善する手術で、非常に相性の良い手術です。
単独で行うよりも、より自然でバランスとれた、美しい鼻先を実現できます。
鼻尖形成で軟骨を移動または移植し、形をととのえ、鼻尖形成で鼻先の長さを出すことで、よりスッと尖った洗練された鼻先になります。

通院回数とダウンタイムを軽減できる

鼻尖形成と鼻中隔延長は、それぞれ、ダウンタイムに1~2週間ほどの時間を要します。
また、カウンセリングや術後の検診も含めると、単独の場合でも複数回の通院が必要です。
鼻尖形成と鼻中隔延長を別々に行う場合、手術の回数が増えるだけでなく、それぞれのダウンタイムも必要になります。
両方の手術を受けるのであれば、同時に手術をしてしまうことで、ダウンタイムを1クールで終わらせることができます。

鼻尖形成の効果が安定する

鼻尖形成は、鼻先の軟骨を調整したり、軟骨を移植したりすることで、鼻先の形や高さを変える手術です。
しかし、鼻先の軟骨は比較的柔らかく、術後の変化や時間の経過とともに、形が戻ってしまう可能性があります。
一方、鼻中隔延長は、軟骨の移植によって鼻の土台を強固にする手術です。
鼻中隔延長により、鼻先の土台となる鼻中隔が強化されます。
そのため、鼻尖形成と鼻中隔延長を同時に行うことで、強化された鼻中隔を土台として鼻尖形成を行うことができるため、術後の変化が起こりにくく、鼻尖形成の効果が長持ちしやすくなります。
また、鼻尖形成で軟骨移植を行う場合、移植した軟骨が安定するまでにある程度の時間がかかりますが、鼻中隔が強化されることで、移植した軟骨が安定しやすくなります。
同時手術によって、美しい鼻先の後戻りを抑えることが可能です。

difference

鼻尖形成と鼻中隔延長の違い

「鼻」と一言でいっても、各部位によって役割が違います。
「鼻尖」と「鼻中」とはどこを指すのか、他部位の名称とあわせて改めて解説していきます。
主な鼻の構造は上から順にみると以下のとおりです。

  • 眉間(みけん)
  • 鼻根(びこん) 
  • 鼻梁(びりょう)
  • 鼻背(びはい)
  • 尾翼(びよく)
  • 鼻尖 (鼻頭)
  • 鼻中 (鼻の穴の間)

鼻は、この7つの部位にわけられ、それぞれに適している施術(手術)があります。
以下で部位ごとの特徴やよくあるお悩み、おすすめの手術について解説していきます。

鼻尖(びせん)

鼻尖形成で調整を行う鼻尖は、鼻の最も高い部分、つまり鼻先のことをさします。
この「団子鼻」と呼ばれる形には、先が丸い、低い、上向きになっている、鼻の穴が前から見えるといった特徴があります。
そんなお悩みを改善するのが、鼻尖形成です。
団子鼻を解消し、鼻先をシャープで美しい形に整え、鼻先の向きを調整できることも特徴です。

鼻柱(びちゅう)

鼻中隔延長がアプローチするこの部位は、鼻の間で全体を支える柱のような部分をさします。
鼻柱が平らだと鼻の穴が目立ち、逆に高すぎると鼻先が不自然にみえることもあります。
鼻中隔延長の他に、鼻柱を整える手術としては、「鼻柱下降術」などがあります。
鼻柱下降術は、鼻中隔延長と違って、鼻柱のみにアプローチし、鼻先の高さを整えます。
横から見た際に鼻の穴がみえるような方におすすめです。
鼻中隔延長は軟骨を移植して鼻先の長さを出すことで、豚鼻といわれる、いわゆるアップノーズや鼻全体の長さを改善します。

鼻梁(びりょう)

鼻根から鼻先にかけての骨ばった部分で、いわゆる鼻筋のことをいいます。
鼻梁が低いと、顔が平面的でメリハリがない印象になりがちです。
鼻プロテーゼによって鼻梁を高くする術法(隆鼻術)もありますが、手軽に受けられるヒアルロン酸注入による鼻筋形成も人気です。
また、鼻梁を高くすることで、顔に立体感が生まれメリハリのある顔立ちになり、相対的に顔が小さくみえる効果もあります。

尾翼(びよく)

鼻の先の、左右にふくらんでいる部分で、「小鼻」と呼ばれる部位です。
翼が広がっていると、鼻が大きく見えたり、顔が大きく見えることがあります。
また鼻先が三角形に見えるとお悩みの方は、この鼻翼の付け根が低いことが原因となっている場合もあります。
鼻翼の大きさを小さくする手術は「鼻翼縮小術(びせんしゅくしょうじゅつ)」です。
鼻の状態によって内側法と外側法などの方法があります。
尾翼を小さくすることで、鼻が小さくスッキリとした印象になり、顔全体のバランスも整うことがメリットです。
今回解説している、鼻尖形成や鼻中隔延長とも非常に相性の良い手術になります。

鼻全体のバランスを整えたい方は、他施術(手術)と組み合わせることで、より効果を得られる可能性があります。
カウンセリングでしっかりと希望を伝え、理想のデザインと施術プランを提案してもらうことが大切です。

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鼻尖形成と鼻中隔延長の同時手術を受けるクリニックの選び方

鼻尖形成と鼻中隔延長の同時手術を受けるクリニックの選び方を調べている看護師

鼻尖形成と鼻中隔延長の同時手術は、相性の良いおすすめの組み合わせですが、高度な技術と経験を必要とするため、クリニック選びは慎重に行う必要があります。

医師の経験と技術力

鼻尖形成、軟骨移植、鼻中隔延長、小鼻縮小、プロテーゼを同時に行った正面から見た症例写真
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
鼻尖形成+軟骨移植+鼻中隔延長、法令線基部人口真皮、鼻背部軟骨以上、小鼻縮小を同時に行った症例写真 (1)
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
鼻尖形成と軟骨移植と肋軟骨の鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼを同時にした症例を横から見た写真
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
鼻尖形成の症例写真
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
小鼻縮小と鼻尖形成を同時に行った症例-2-
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
鼻尖形成の症例写真1
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
小鼻縮小と鼻尖形成を同時に行った症例
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
小鼻縮小と鼻尖形成を同時に行った症例 (3)
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
保存軟骨を使用した鼻尖形成の症例 (4)
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望

同時手術は、鼻尖形成と鼻中隔延長それぞれの技術に加え、組み合わせながら調整していくための高度な技術が求められます。
医師の経歴や症例写真、専門分野などを確認し、鼻の整形手術、とくに他施術との同時手術の経験が豊富なクリニックを選ぶことがポイントです。

counseling

カウンセリングが丁寧

しっかりとカウンセリングを行い、お客様の希望や不安に寄り添ってくれるクリニックを選ぶことも大切です。
理想を実現するためには、どういった鼻のデザインにしたいのかなど、意思の共有が欠かせません。
カウンセリングの際に無理に契約につなげるようなクリニックは避けるべきでしょう。

無理のない費用なのかどうか

もちろん、費用が全てではありません。
しかし、美容整形において費用面を考慮することは非常に大切なポイントです。
医師の技術があり、できるだけ費用を抑えられるクリニックを選ぶことで、後悔を防ぐことにつながります。
費用の内訳が明確で、追加料金などが発生しないクリニックを選ぶようにしましょう。

summary

鼻尖形成と鼻中隔延長を同時に受けるなら?eクリニックにお任せください

那覇院の内装

この記事では、鼻尖形成と鼻中隔延長の同時手術は可能なのか、注意点や鼻の部位ごとにおすすめの手術などを詳しく解説しました。
鼻尖形成と鼻中隔延長は、同時手術が可能で、相性の良い手術ですが、同時手術を成功させるためには、より繊細で高度な技術が必要です。

eクリニックは、「高品質な美容医療を低価格で提供する」ことを掲げる美容クリニックです。
多数の組み合わせ施術の症例があり、技術と経験を積んだ医師が在籍しています。
お客様の「鼻」をより理想に近づけることができるよう、寄り添いながら最適なプランをご提案いたします。
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