【糸リフトの持続性】糸リフトの持続期間に影響を与える4つの要因とは?
糸リフトは、PDO(ポリジオキサノン)やPCL(ポリカプロラクトン)とよばれる、吸収性のある医療用の糸を使って、たるみや肌のハリを改善する美容整形(美容施術)です。
糸を皮下に挿入し、糸の力で物理的に肌を持ち上げることで、しっかりとしたリフトアップ効果が得られます。
局所麻酔で糸を挿入するため、比較的手軽に、短時間で、より低リスクにリフトアップ施術を受けられることが、糸リフトの大きな魅力です。
一方で、糸リフトの効果持続期間は1年から3年程度とされており、使用する糸や個人差などによって変化します。
そこで本記事では、糸リフトの持続期間に影響する主な要因と、それらへの具体的な対策について詳しく解説していきます。
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そもそも糸リフトとは?
糸リフトは、顔のたるみ(特に頬やフェイスラインのたるみ)を改善する効果が期待できる美容施術です。
特殊な医療用の糸を使用することで、肌を引き上げたり、リフトアップするなど、若々しくハリのある肌を実現することが可能です。
また、メスを使用せずに施術を行なうことができるため、ダウンタイムを短くしながら、体への負担も小さくすることができます。
従来、本格的なリフトアップ効果を発揮させるためには、皮膚を切開して肌を持ち上げる「切開フェイスリフト」とよばれるリフトアップ手術が必要でしたが、糸リフトによって、より手軽なリフトアップの実現が可能になりました。
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糸リフトのメリット
糸リフトは、効果に即効性があり、身体的な負担が小さく、ダウンタイムも短いという様々なメリットがあります。
メスを使用する従来のリフトアップ手術では、どうしてもダウンタイムが長くなってしまい、メスの傷跡が残ってしまうといった課題がありました。
しかし、糸リフトであれば、体への負担を小さくしながら、傷跡も残さずにリフトアップ効果を実現することができます。
また、糸リフトの効果には即効性がありますので、施術後の割と早いタイミングで肌ハリの改善やリフトアップ効果を実感していただくことができます。
※ダウンタイム中にはむくみなどが現れることがありますので、施術直後は効果がわからない方もいらっしゃいますが、むくみが落ち着くことで、糸リフトの効果を実感していただけます。
糸リフトは即効性があり、ダウンタイムも短い、非常に理想的なリフトアップ施術ですが、「糸が体内で溶けて吸収される」という仕組みのため、効果には一定の持続期間が存在します。
糸の種類や生活習慣など、効果持続期間には個人差がありますので、医師と相談の上、ご自身にあった施術を選択していくことが重要です。
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糸リフトの持続性に影響を与える4つの要因
まずは糸リフトの持続性に影響を与える4つの要因を紹介します。
- 持続期間に影響する要因①:使用する糸の種類
- 持続期間に影響する要因②::施術部位
- 持続期間に影響する要因③::年齢
- 持続期間に影響する要因④:生活習慣
わかりやすく説明をしますので参考にしてください。
持続期間に影響する要因①:使用する糸の種類
糸リフトで使用される糸には、PDO糸、PCL糸などさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
糸の種類によって効果の持続期間も異なりますので、糸リフトの施術を受ける際には、糸の種類をしっかりと確認することが重要です。
PDO(ポリジオキサノン)
糸リフトに最も一般的に使われる糸がPDOです。
個人差はありますが、持続期間は約1年から2年程度といわれています。
安全性が高く柔らかいのがPDOの特徴ですが、分解・吸収のスピードが速いため、効果が長続きしづらいという側面もあります。
PCL(ポリカプロラクトン)
PDO糸よりも分解・吸収されるスピードが遅く、持続期間が長くなる傾向にあります。
人によっては、効果が3年程度持続することもあり、PDO糸よりも長期間の効果が期待できます。
このように、使用する糸の種類を変えることで、持続期間を調整することも可能ですので、しっかりと医師と相談し、自分の目的に合わせて最適な糸を選ぶことが重要です。
糸リフトは、一人ひとりにあった糸選びがとても大切です。
eクリニックは、糸リフトの経験と実績が豊富な医師のみが、診断(カウンセリング)から施術までを担当させていただきます。
患者様お一人おひとりのご要望をしっかりとヒアリングさせていただいた上で、最適な施術をご提案いたします。
糸リフトやリフトアップ施術をご希望の方は、まずはお気軽に、eクリニックまでご相談下さい。
持続期間に影響する要因②:施術部位
糸リフトの施術部位によっても、持続期間が変動します。
顔の部位によって皮膚の厚さや張力、筋肉の動きなどが異なるため、同じ糸を使っても、糸の挿入箇所によって効果持続期間が変化します。
一般的に、以下の部位では糸リフトの効果が持続しやすいとされています。
頬
頬は皮膚が比較的厚く、筋肉の動きも少ないため、糸が安定して留まりやすい部位です。
頬に糸を挿入することで、顔全体のたるみ改善が期待できます。
顎ライン
顎周りの皮膚は硬く、糸が外れにくく安定しやすいので、糸リフトの持続性が高くなります。
フェイスラインから顎下のたるみ改善、引き締め効果などが期待できます。
施術部位を見極めて、適切な糸の選定やケアを行うことで、より持続性の高い効果が期待できます。
医師とじっくり相談し、狙った部位の引き上げ(引き締め)効果だけではなく、効果持続期間なども考慮した施術プランを立てることが重要になります。
持続期間に影響する要因③:年齢
糸リフトの効果持続期間は、患者様の年齢によっても変わってきます。
加齢に伴い皮膚の弾力性が失われていくことが主な要因です。
とはいえ、年齢以外の生活習慣なども持続期間に影響するため、一概に年齢だけで判断することは難しく、ご年齢を重ねた方であっても、生活スタイルによっては、比較的長期間の効果が期待できる可能性があります。
持続期間に影響する要因④:生活習慣
生活習慣の良し悪しが、糸リフトの持続期間に大きな影響を及ぼします。
喫煙などの生活習慣は持続期間を短くする要因となりますので、肌に良い生活習慣を心がけることも、糸リフトの効果を持続させるためには重要です。
紫外線
過度な紫外線暴露は皮膚の弾力低下を引き起こしてしまう可能性があります。
特に沖縄は、国内で紫外線の強い地域です。
日焼けをするとたるみが進行しやすくなり、リフトアップ効果が短くなりやすいです。
一般的に「肌に良くない」といわれる生活習慣は、糸リフトの効果持続にも影響しやすいので、注意が必要です。
不規則な生活リズム
睡眠不足やストレスが肌に悪影響を及ぼし、糸リフトの効果にも影響が出る可能性があります。
規則正しい生活リズムを心がけることが大切です。
一方で、以下のような生活習慣を心がけることで、効果の持続期間が延びる可能性があります。
- 禁煙
- 紫外線対策
- 適度な運動と休養
- バランスの取れた食事
- ストレスを溜めない生活
このように、生活習慣の改善に努めることが、糸リフトの持続期間を延ばすためのポイントです。
健康的な習慣を継続的に実践することで、糸リフトの効果を最大化していくのがおすすめです。
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持続期間を延ばすための対策
糸リフトの持続期間を伸ばすための対策をご紹介します。
- 高品質な糸の選択
- 定期的な施術
- ホームケア
これらの対策が効果的です。
以下に詳しく、わかりやすく解説します。
持続期間を延ばすための対策①:高品質な糸の選択
持続期間を重視するのであれば、テスリフトなど特殊な形状をした糸を選ぶのがおすすめです。
効果の持続性だけではなく、引き上げや肌ハリ改善の部分に関しても、より高性能で高品質な糸を選択することが推奨されます。
施術1回あたりのコストは高くなりますが、効果持続期間が長くなりやすく、長期的に見れば費用対効果(コストパフォーマンス)も高くなる可能性があります。
持続期間を延ばすための対策②:定期的に受ける事も一つの選択肢
糸リフトで使用される糸は、徐々に吸収されていくため、効果が弱まる前に、定期的(6ヶ月〜1年ごと)に再施術を受けていただくことで、より長期的に効果を維持していただくことができます。
信頼できる専門医と相談しながら、適切なタイミングで施術を受けていくのがおすすめです。
持続期間を延ばすための対策③:ホームケア
洗顔、マッサージ、保湿など、適切なホームケアを行なうことが、糸リフトの効果を持続させるポイントになります。
強すぎる洗顔やマッサージなどは、糸が外れやすくなる要因となりますので、必ず医師の指示を守って、適切なケアを行なうようにして下さい。
このように、さまざまな対策を組み合わせることで、より長期間にわたって糸リフトの効果を持続させることができます。
医師の指導のもと、適切なケアを行なうように心がけましょう。
summary
沖縄での糸リフトはeクリニック那覇院にご相談下さい。
eクリニック那覇院では、糸リフトの実績や経験豊富な医師が、患者様のカウンセリングから施術までをトータル的にサポートさせていただきます。
糸の選び方やデザイン、ダウンタイムの説明やアフターフォローまで、しっかりと丁寧に対応することをお約束いたします。
糸リフトを受けたいという方は、まずはお気軽にeクリニック那覇院までご相談下さい。